空き巣に「選ばれてしまう家」とは?侵入犯が避ける住宅との決定的な違い
「うちは特にお金持ちでもないし大丈夫」
そう考えている方は少なくありません。しかし、実際の空き巣被害は豪邸だけでなく、ごく一般的な住宅でも数多く発生しています。
侵入犯は無差別に家を選んでいるわけではありません。犯行前には周辺環境や住人の生活パターンを観察し、「侵入しやすく、見つかりにくい家」を選んでいます。
本記事では、空き巣が狙いやすい家の特徴を5つ紹介するとともに、私自身の電気工事経験、防犯カメラ設置経験、自治会防犯活動で得た知見を交えながら、実践的な防犯対策を解説します。
空き巣被害を未然に防ぐために、ぜひ最後までご覧ください。
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それではごゆっくりとご覧ください。
なぜ空き巣は家を選ぶのか
侵入窃盗犯の多くは、短時間で侵入でき、周囲に気付かれにくい住宅を探しています。
警察庁や公益財団法人全国防犯協会連合会の資料でも、侵入犯は事前に下見を行い、防犯意識の低い住宅を狙う傾向があるとされています。
つまり重要なのは、
「侵入できる家」ではなく「侵入したくない家」にすること
です。
関連記事:参照ください。
「侵入犯が下見で見るポイントとは?狙われる家の共通点とその対策」
空き巣が狙いやすい家の特徴①
郵便受けに郵便物が溜まっている
空き巣が最初に確認するポイントのひとつが郵便受けです。
郵便物やチラシが何日も放置されていると、
-
長期間留守

-
管理意識が低い
-
近所との交流が少ない
と判断される可能性があります。
特に旅行や出張中は要注意です。
近年はSNS投稿から留守を把握するケースも報告されています。
対策
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郵便物をこまめに回収する
-
長期不在時は家族や知人に確認を依頼する
-
新聞の一時停止を利用する
自治会の防犯パトロールでも、郵便受けがあふれている住宅は防犯上の注意対象として共有されることがあります。
空き巣が狙いやすい家の特徴②
夜になると真っ暗になる
意外に思われるかもしれませんが、侵入犯は暗い住宅を好みます。
なぜなら、
-
人がいないように見える
-
作業が目立たない
-
顔が確認されにくい
からです。
私は電気工事に携わっていた経験がありますが、防犯対策として最も費用対効果が高いものの一つが照明の活用です。
高額な設備を導入しなくても、適切な照明だけで防犯効果は大きく変わります。
おすすめ対策
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タイマー式照明
-
人感センサーライト
-
玄関周辺の常夜灯
特に帰宅時間が不規則な家庭では有効です。
関連記事:参照ください。
「センサーライトは効果ある?空き巣が嫌がる理由と正しい設置方法」
空き巣が狙いやすい家の特徴③
庭木や塀で死角が多い
手入れされていない庭は防犯上大きなリスクになります。
侵入犯にとって理想的なのは、
-
道路から見えない
-
隣家から見えない
-
作業時間を確保できる
環境です。
背の高い植木やフェンスはプライバシー保護には有効ですが、過度になると逆効果になる場合があります。
チェックポイント
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窓周辺が植木で隠れていないか
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物置が足場になっていないか
-
塀の裏側が死角になっていないか
自治会の防犯活動でも、「見通しの良い街づくり」は重要テーマのひとつです。
地域全体で視認性を高めることが犯罪抑止につながります。
関連記事:参照ください。
「近所付き合いと防犯の関係|『人の目』が最大の防犯対策になる理由」
空き巣が狙いやすい家の特徴④
防犯対策をしている形跡が見えない
侵入犯は効率を重視します。
そのため、
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防犯カメラ
-
センサーライト
-
防犯ステッカー
-
補助錠
などが設置されている住宅は後回しにされる傾向があります。
実際に防犯カメラの設置工事を行ってきた経験から言えることは、
「録画性能」以上に「見せる効果」が重要
ということです。
犯人は証拠を残したくありません。
そのためカメラの存在自体が心理的なプレッシャーになります。
防犯カメラ設置時のポイント
-
玄関を映す

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駐車場を映す
-
道路側から見える位置に設置する
-
夜間撮影性能を確認する
関連記事:参照ください。
空き巣が狙いやすい家の特徴⑤
日常生活の管理が行き届いていない
侵入犯は住宅そのものだけでなく、住人の行動も観察しています。
例えば、
-
ゴミ出しルールが乱れている
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自転車が放置されている
-
玄関周辺が散らかっている
こうした住宅は、
「防犯意識が低い」
と判断される可能性があります。
整理整頓は一見防犯と関係ないように見えますが、実は重要な防犯対策です。
管理が行き届いた住宅は住人の警戒心が高いと見られやすく、侵入対象から外される傾向があります。
体験談① 旅行中に狙われた家
私の知人の話です。
家族で3泊の旅行に出かけたとき、帰宅すると玄関の
ポストに大量の郵便物が溜まっていました。
そして裏庭に回ると、窓ガラスが割られていました。
幸いにも近所の人が異変に気づき通報したため
被害は最小限でしたが、
「郵便物が溜まっていたことが原因だった」
と警察に言われたそうです。
それ以来、旅行の時は
-
郵便物を止める
-
照明タイマーを使う
-
近所に声をかける
という防犯対策を必ずするようになったそうです。
体験談② 補助錠で侵入を防げたケース
別の知人の家では、夜中に窓ガラスを割られる
事件がありました。
しかし、窓には補助錠がついていたため
窓は開きませんでした。
犯人は侵入を諦めて逃げたそうです。
翌朝、割れた窓ガラスを見て家族は驚きましたが、警察から
「補助錠がなかったら入られていました」
と言われたそうです。
小さな対策でも、大きな防犯効果があることが
よく分かる例です。
防犯設備よりも重要な「狙わせない環境づくり」
空き巣対策というと、
-
防犯カメラ
-
補助錠
-
センサーライト
などの設備に目が向きがちです。
もちろん効果はあります。
しかし実際には、
「侵入しにくい」よりも「侵入したくない」と思わせることが重要です。
侵入犯は複数の候補を比較しながらターゲットを選びます。
その際、
-
近所の目がある
-
明るい
-
防犯設備が見える
-
管理が行き届いている
住宅は敬遠される傾向があります。
関連記事:参照ください。
「うちは大丈夫」が危険な理由|空き巣に狙われる家の共通点
今日からできるセルフ防犯チェック
次の項目に当てはまるものはありませんか?
□ 郵便受けにチラシが溜まることがある
□ 夜になると家の周囲が暗い
□ 庭木が伸び放題になっている
□ 防犯設備がほとんどない
□ 近所付き合いがほとんどない
□ 長期間留守でも対策していない
□ 玄関周辺が散らかっている
1つでも当てはまる場合は改善の余地があります。
複数該当する場合は、防犯対策の見直しをおすすめします。
まとめ|空き巣は「入りやすい家」より「避けられない家」を嫌う
空き巣が狙う住宅には共通点があります。
しかし逆に言えば、その特徴を知って改善することで被害リスクは大きく減らせます。
今回紹介したポイントは以下の5つです。
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郵便物が放置されている
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夜間に真っ暗になる
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死角が多い
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防犯設備が見当たらない
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管理が行き届いていない
私自身、電気工事や防犯カメラ設置、自治会防犯活動に携わる中で実感しているのは、「特別な設備」よりも「日頃の防犯意識」が重要だということです。
まずは自宅の周囲を一周してみてください。
侵入犯の目線で見直してみると、意外な弱点が見つかるかもしれません。
参考資料
-
警察庁「住まいる防犯110番」
https://www.npa.go.jp -
公益財団法人 全国防犯協会連合会
https://www.bohan.or.jp -
一般社団法人 日本サッシ協会
https://www.jsma.or.jp
さらに詳しい住宅防犯対策については、
「空き巣から家族を守るための防犯完全ガイド|侵入口・住まい別対策」
もあわせてご覧ください。


